頻尿に関するまとめ 解説と改善

福井県坂井市春江町の整体院、セラピストハウスの竹中です。

 

お客様とお話をしていると、「尿」に関するトラブルはよく聞くテーマです。

特に「頻尿」と「尿漏れ」が多いです。

この記事では、「頻尿」についてまとめていこうと思います。

 

「頻尿」って、なに?

頻尿の定義は「朝起きてから夜寝るまでのあいだに、排尿回数が8回以上、夜間1回以上」とされています。

 

とはいえ、この定義以上にトイレに行く回数が多くても困ってない人もいますし、少なくても困っている人もいます。定義は定義として、要は本人次第です。この本人次第という事が大切になるのが、夜間頻尿です。夜間に1回、尿意をもよおす人であっても、特に困っていない人も多いものです。上の定義は2002年のものなので、現在は夜間は2回以上で生活に困っている人が、スクリーニングとしてピックアップされています。

 

頻尿の原因は?

頻尿の原因はさまざまですが、過活動膀胱などの病気や、膀胱炎などの感染症心因性などがあげられます。

過活動膀胱とは、膀胱に十分に尿が溜まっていなくても、膀胱が収縮してしまい、トイレに行きたくなってしまう状態です。

膀胱炎による頻尿とは、膀胱炎により尿路感染が起こると、膀胱の知覚神経が刺激されてしまい、頻尿になります。

心因性頻尿は、膀胱や尿道には問題がないにもかかわらず、緊張や不安などからトイレが近くなる状態です。

頻尿の診断は自分でせず、泌尿器科などを受診し、医療機関で診断を受けてください

 

骨盤底筋を鍛えると良いって聞いたけど?

頻尿、特に過活動膀胱に対して、骨盤底筋を鍛える事は日本排尿機能学会のガイドラインでも推奨されています。一般的に、骨盤底筋を鍛える事は腹圧性尿失禁の対策として挙げられがちですが、頻尿に対しても効果が期待できます。

 

骨盤底筋の体操

骨盤底筋を鍛える体操を紹介します。

まず、図のように寝ます。

  1. 膣や肛門をギューッと締めます。
  2. 十分締めたら、そのまま2~3秒ほどキープします。
  3. ゆっくりとゆるめます。

この体操を10~20回程度を1セットとして、1日に4~6セット行う事を2~3ヵ月行う事が推奨されています。

お試しください。

 

 

頻尿のアレコレ

寒い時期は尿の回数が増えますが、これは正常な状態です。人の体には気温を感じるセンサーがついていますが、このセンサーは膀胱にもついています。気温が低くなってくると、膀胱も冷えを感知して、神経が刺激される事で頻尿になります。

また、このセンサーは閉経や卵巣機能が低下した女性の体では増えます。そのため、中高年の女性は、より冷えを感じやすくなり、膀胱も冷えを感じやすくなり、排尿回数が増えてしまいます。これは人体の自然な変化なので、特に異常な事ではありません。ご安心ください。

 

骨盤底筋のアレコレ

膀胱に蓄積される尿は、尿道括約筋によってせき止められます。尿道括約筋は、膀胱に接している内尿道括約筋と、骨盤底筋群の一部である外尿道括約筋の2種類があります。

内尿道括約筋は意識的に動かす事ができない平滑筋で、膀胱に尿が溜まってくると無意識に緩み、貯尿量を増やします。そして、十分に溜まると、収縮し尿意をもよおすよう働きかけます。外尿道括約筋は意識的に動かせる横紋筋で、意識的に尿が出ないよう締めています。この外尿道括約筋は意識的に動かせる事で、尿意が不十分な場合でも、念のためにトイレに行くことができるようになっています。

 

 

妊娠・出産に伴っても、骨盤底筋は弱くなりやすいです。妊娠すると、胎児の体重のみならず、羊水や胎盤の重さが骨盤底筋にかかります。

さらに、出産時には骨盤底筋がぐーっと引き延ばされるために、骨盤底筋の筋力低下が起こります。特に問題がなければ4ヵ月ほどで筋力が回復しますが、出産時に母体が受けたダメージが大きければ回復に時間を要します。

 

 

また、姿勢が悪い事も頻尿の原因になります。骨盤の中では前から順番に、膀胱→子宮(女性のみ)→直腸と並んでいます。腰が反りすぎると、体重が膀胱にかかる事で貯尿量が減少し、頻尿にいたる事があります。