五十肩に関する素朴な疑問①
福井県坂井市春江町の整体院、セラピストハウスの竹中です。
肩こりに関する疑問をいくつか紹介していこうと思います。
目次
Q 五十肩は若い年代でも起こる?
A 多くはありませんが、あります。
五十肩は、加齢による肩の組織の劣化を基盤として、日常生活レベルの動きによって関節包や腱板に微細な損傷を生じる病態です。
しかし、組織の劣化以外の要因でも五十肩(正式には肩関節周囲炎)が起こります。このような場合も、五十肩と診断される事もあります。
Q 60歳以上でも五十肩は起こる?
A あります。
五十肩は、俗称で正式には肩関節周囲といいます。この主な原因は加齢による組織の劣化です。60歳以上でも、肩関節周囲が起こり得ますし、五十肩と診断される事もあります。
Q 五十肩になるきっかけはなに?
A 多岐にわたります。
五十肩は「明かな外傷がなく発生する」もので、きっかけとなるもはないと考えられています。しかし、お一人お一人のお話を注意深く聞いていくと、日常生活のちょっとした不可がきっかけとなっている場合がほとんどです。
年齢を重ねると、若い頃のような柔軟性がなくなっていきます。それにもかかわらず、無理な体勢をとったことで、肩周囲の組織に微細な損傷が生じ、五十肩になると考えられます。
Q 病気が原因で五十肩になる?
A 五十肩と糖尿病の間には関係性がみられます。
糖尿病のある人は、糖尿病がない人に比べて五十肩になりやすく、治りやすいことがわかっています。
これは糖代謝異常があると、肩周囲の組織がもろくなったり硬くなったりしやすいと考えられています。糖尿病のある人は、良好な血糖コントロールを維持することが大切です。