免疫④-妊娠免疫

福井県坂井市春江町の整体院、セラピストハウスです。

寒くなってきて、感染症が流行りやすい時期になってきましたので、感染症に対する免疫について、数回にわたって説明していこうと思います。

この記事は免疫①免疫②免疫③の続きになります。

母体はなぜ胎児を攻撃しないのか?

 母体にとって胎児は、遺伝子の半分を父親から受け継いでいるので、移植臓器と同じように非自己(異物)です。したがって、母体のリンパ球は、胎児を非自己とみなして排除するように働くはずですが、そうはなりません。妊娠すると、母体では胎児の抗原に対する免疫反応を抑制する制御性T細胞が活性化し、また、胎児の抗原に対する抗体を無力化する抗体(抗体に対する抗体)がつくられたりして、免疫反応を弱めてしまうと考えられています。これを母子間の「免疫許容」といいます。妊娠を維持するために必要な仕組みです。

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