こんな方がおられました 肩①

福井県坂井市春江町の整体院セラピストハウスです。

今回は産後の腰痛でお越しになられた方の紹介をしたいと思います。

なお、今回も画像無しという条件で、ブログで紹介してOKという許可は得ております。

ケース紹介

性別:男性

年齢:40代

症状:手を上げると(肩が)痛い

 

医療機関で40肩(肩関節周囲炎)との診断を受けている

湿布と痛み止め、マイクロ波で加療するも痛みはひかない

評価

肩関節屈曲100°で痛みあり

施術の内容

肩関節周囲のリラクゼーション/モビライゼーション

肩関節の協調性訓練

自宅で行う体操の練習と指導

などを適時組み合わせる。

経過

初回終了時に「痛みは軽くなったけど残っている」との事

可動域は100° → 140°

1週間後に2回目の来院

「痛みはあるけど、何をして良いのか分かったから気が楽」

可動域 120° → 150°

 

その1週間後に3回目の来院

「体操を頑張った」とのこと

また、「車で後ろ(後部座席)に手を伸ばすと痛い」

可動域 140° → 170°

挙上は改善してきているので、内旋動作の比率を高めていく

結帯動作 仙骨底部まで

 

その1週間後に4回目の来院

「痛みは楽になった。かなり動かさないと感じないし、どう動かすと痛いかは分かった」

可動域 屈曲 140° → 170°

結帯動作 第4腰椎

その1週間後に5回目の来院

「痛みは楽になった。かなり動かさないと感じないし、どう動かすと痛いかは分かった」

可動域 屈曲 140° → 170°

結帯動作 第4腰椎

 

その2週間後に6回目の来院

可動域 屈曲 170°

結帯動作 第3腰椎

その後、通院頻度を調整中

考察

拘縮期だったので、可動域を獲得していく事が必要と考えました。

感想

肩関節周囲炎との診断を受けておられたため、安心してすすめる事ができました。個人的にいろいろな思いはあるのですが、可動域制限が強くでる拘縮期に可動域を拡大するアプローチを行った事が、良い結果につながったと思います。