姿勢について③
福井県坂井市春江町の整体院、セラピストハウスの竹中です。
姿勢について①、姿勢について②に続いて、この記事でも姿勢について記事にしていこうと思います。
良い姿勢とは?
まず、良い姿勢とは何か?なにをもって良い姿勢というかは「身体に最も無理がかからない姿勢」と良い姿勢といいます。身体にかかっている重力が、筋肉と骨格の両方でバランスよく受け止められている姿勢こそが良い姿勢です。
一般的に「良い姿勢を紹介します」というと、正面から見た姿勢を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、それは間違いです。本当に大切なのは横から見た姿勢こそが大切なのです。
姿勢の良し悪しの大部分は背骨によって決まってきます。背骨の配列(アライメント)は正面からみた配列よりも、横からみた配列の方が身体への影響が強く表れてきます。そのため、正面から見た姿勢よりも、横から見た姿勢を重視します。
図のように、耳の穴(耳たぶ)、肩の先端(肩峰)、大転子(横から触ると触れられる骨の出っ張り)、膝、くるぶしの5点が垂直線上にあるのが良い姿勢です。
良い姿勢で立つには?
良い姿勢の説明を行いました。では、今後は良い姿勢で立つ姿勢で立つ手順を紹介します。
- 腰骨と恥骨が同じ垂線上に並ぶように意識して、骨盤を垂直に立てる
- お尻の間でペンをはさめる + おへそを左右から締める イメージで、適度に腹筋とお尻を締める
- 横姿を鏡で見て、骨盤の真上に胸郭が位置するように確認する
- 頭の上にひもがついているとイメージして、身体全体が上にひっぱられているイメージで立つ
椅子に座っている良い姿勢とは?
次に、座っているときの良い姿勢も紹介します。基本的には立っている時と同じです。横から見た時に、耳の穴、肩の先(肩峰)、もものつけねの外側の骨(大転子)の3点が、垂直線上にある事です。
背もたれと背中の間に丸めたタオルなどを入れると、腰の湾曲を保ちやすくて疲れにくいです。
あくまで自分で姿勢を保つようにして、背もたれには必要以上にはもたれないほうが良いです。
股関節よりも膝関節が高い位置にあるようにすると良い姿勢を保ちやすいです。逆に、膝の方が股関節よりも高い状態だと、良い姿勢を保つのは難しくなります。