間欠性跛行とはどのような症状?

セラピストハウス 脊柱管狭窄症

福井県坂井市春江町の整体院、セラピストハウスの竹中です。

Q 間欠性跛行とはどのような症状ですか?

 歩いていると腰から足にかけて痛みやしびれ、脱力感が現れ、一時的に歩けなくなるものの、しゃがんで休んでいれば、再び歩けるようになる歩行障害を間欠性跛行といいます。

 しゃがんだり、前かがみになったりして休むと痛みやしびれが軽減しやすいのは、背中が丸くなることで腰椎の脊柱管が広がり、神経への圧迫がゆるむためです。

 間欠性跛行は脊柱管狭窄症の方の6080%に現れ、症状が出るまでの時間や距離は人によって異なります。軽度の場合は続けて数十分歩けますが、重症になると5メートルほどで歩けなくなる事もあります。

 間欠性跛行の悪化を防ぐには、可能な範囲で外出して歩いたり、室内で足踏み運動をしたりして足腰の筋力を維持することです。ただし、この場合に心がけないといけないのが、痛みやしびれなどの症状が現れる前に休憩をとるようにする事です。人目が気になる人は、人の少ない時間帯を選んだり、ベンチのある場所を調べたりして、あらかじめ外出のコースや時間を決めておくと良いでしょう。