ダイエットすると股関節の痛みはなくなりますか?
福井県坂井市春江町の整体院、セラピストハウスの竹中です。
体重が減ると股関節の負担は減りますか?
股関節は体重がかかる関節(荷重関節)ですので、体重が減ると股関節痛も減ると思われます。これはいたって自然な考えなのですが、実際はどうでしょうか。
この研究に関しては、欧米人と日本人で研究結果が異なります。
欧米では、肥満は変形性股関節症の危険因子とされ、特に成人以降に肥満した場合は変形性股関節症のリスクが高いとされます。そかし、本邦では、肥満と変形性股関節症の間に明らかな関連は見つかっていません。
そうはいっても、股関節は体重を支える関節なので、太れば太るほど股関節への負担は増えていきます。そのため、股関節痛を抱えている人が肥満だった場合は、適正な体重まで減量をした方が良いと思われます。
適正な体重とは、BMI(体重kg÷身長m×身長m)が25以下になります。
必要以上なダイエットをする必要はないかと思いますが、肥満は避けた方が良いかと思います。