変形性股関節症はどんな原因で起こりますか?

 福井県坂井市春江町の整体院、セラピストハウスの竹中です。

 

 変形性股関節症は、1次性と2次性の2つのタイプに分けられます。

 

 1次性の変形性股関節症は、股関節の形状などに特に異常があるわけではなく、加齢や肥満、激しいスポーツによる負荷などにより、股関節の関節軟骨がすり減ってしまうことが原因と考えられるタイプです。

 

 2次性の変形性股関節症は、もともと股関節の形状に異常などがあり、それが原因となって変形性股関節症を発症するタイプで、日本では9割ほどがこちらです。

 

 幼少期より股関節の形状に異常があり、大腿骨頭を十分に覆っていない場合があります。このような場合、体重を指せる面積が狭くなり、負荷が分散できずに関節軟骨がすり減りやすくなり、変形性股関節症を発症しやすくなります。