テーピング 世界一かんたんな巻き方ーつき指
福井県坂井市春江町の整体院セラピストハウスです。
つき指の世界一かんたんなテーピングの巻き方を紹介します。
突き指はスポーツ中に限らず、日常生活でも起こりうる日常的な怪我ではないかと思います。
基本的には、放っておけば自然に治るのですが、子どもや大事な人が痛がっているとなんとかしたくなるものです。
つきゆびにはテーピングが良いのですが、ちゃんと巻こうと思うと、ちょっと面倒くさかったりします。
そこで、3秒で巻ける方法をご紹介しようと思います。
これだけです。
とても簡単なので頭の片隅にでも置いておいてください。
一生のうちのどこかで役にたつかもしれません。
もちろん、後述するちゃんと巻いた時と比べると、固定力は弱いです。
ですが、早く、手軽に巻けるという事が一番のメリットです。
突き指は不意になりますからね。
また、突き指は放っておいても治りますが、ちゃんと治る前に突き指を繰り返すとマレットフィンガーに至って指が伸びなくなってしまう事もありますので、時間をおかずに対処した方が良いです。
![](https://therapisthouse.jp/wp-content/uploads/2018/03/Mallet_finger-300x225.jpg)
マレットフィンガーです。指が曲がってしまい、伸びなくなってしまっています。
この指の上側にある「とさか」の部分が添え木の役割を果たしてくれるわけです。
![](https://therapisthouse.jp/wp-content/uploads/2018/03/tails.jpg)
赤くマークした部分が添え木の役割を果たします。
また、この動画では伸縮性があるテープを使って巻いていますが、手元にそのようなテープがない場合もあるかと思います。
そのような時は、セロテープでもガムテープでも何でも良いので同じように巻いても、巻かないよりはずっとマシです。
注意点は2つ
1. 痛めた関節がテープの中心にくるようにして、下から巻く
中心にこないと固定力が弱くなりますからね。また、曲がる方から巻かないと、添え木の役割になりません。
2. テープを強く巻き過ぎない
指をぐるっと一周して巻くときは、血流をとめない程度に巻く事が大事です。完全に血流を止めて長時間おいておくと、最悪、壊死しますからね。巻き方が強すぎないかを確認するのは簡単です。テーピングを巻いた状態で、爪を軽く押してください。押す強さは、爪の下の血液が押しやられて、爪が白くなる程度です。爪が白くなったら、押す力を弱めます。押している力を離しても、爪の白さが戻らない時は、血流が悪くなっています。巻いているテープを巻きなおして、テープで阻血しないようにして下さい。
非伸縮性のテープがある時の、つきゆびのテーピングの巻き方も紹介しておきます。
![](https://therapisthouse.jp/wp-content/uploads/2018/03/free-ext-300x225.jpg)
テーピングを巻く前です。 まっすぐ伸ばしておきます。
![](https://therapisthouse.jp/wp-content/uploads/2018/03/anchor-300x225.jpg)
アンカーといってここからここまで巻くという目印を貼ります。
![](https://therapisthouse.jp/wp-content/uploads/2018/03/x-support-1-300x225.jpg)
X状にテープを貼ります。
![](https://therapisthouse.jp/wp-content/uploads/2018/03/vertical-support-1-300x225.jpg)
X状に貼ったテープだけでは固定力が弱い場合は、縦にテープを貼って補強します。
![](https://therapisthouse.jp/wp-content/uploads/2018/03/circular-300x225.jpg)
X状と縦に貼ったテープが剥がれないように抑えるテープを貼ります。
テーピングの巻き方はこれで終わりです。
![](https://therapisthouse.jp/wp-content/uploads/2018/03/comparison.jpg)
テーピングの有無で比べると、けっこう制限されます。
では、失礼致します。