高血圧ー運動で良くするためには②
福井県坂井市春江町の整体院セラピストハウスです。
この記事は
の続きです。
前回の記事では、ターゲットとすべき心拍数を説明しました。
そのターゲットの範囲内になるようにして、有酸素運動を、1回30分程度を週に4~5回行うと良いです。
この記事では、ベッド上でできる血流をよくする運動を紹介します。
血流をよくするためには力を入れる(筋肉の緊張)と力を抜く(筋肉の弛緩)が大切です。
その方法を紹介していきます。
パターン1
足の裏をシーツにつけたまま左足をゆっくりと曲げます。最大10回まで。
パターン2
足先を上下に動かす。
素早く動かすのではなく、ゆっくり動かしてください。足の筋肉に力が入る、動かさないと力が抜ける事を感じて下さい。
パターン3
片方の足をすーっと伸ばします。伸ばすことで、ふくらはぎやふとももの筋肉に力が入る事を感じて下さい。筋肉に力が入る事を感じたら、今度は力をぬいて、緊張した筋肉を弛緩させて下さい。
パターン4
つま先を外←→内と動かすように、足全体を股関節から動かします。何回か動かすと、足の力が抜けていきます。
パターン5
膝をたてて足の裏をシーツにつきます。左右の膝を両方とも外に開きます。開いたら、次は内に閉じて元の位置に戻します。
パターン6
膝を立てた状態から、お尻を2~3cmほどあげます。足からお尻・背中に力が入る事を感じて下さい。お尻を下ろしたら、力が抜ける事を感じて下さい。
ここまでで1セットです。
高血圧の方の場合、基本的には、ターゲットゾーンを狙った程度の負荷で有酸素運動を行います。
ですが、その前段階の準備として。足の血流をよくするように、力を入れる・抜くを行うとより効果的です。