【専門家が解説】なぜ肩こりはこんなにつらい?その原因と対処法をわかりやすく解説!
目次
肩こりに悩む人が多いのはなぜ?意外と知らない「肩の構造」
福井県坂井市春江町の整体院セラピストハウスの竹中です。
肩こりに悩まされる日本人は非常に多く、国民病とも言われています。その大きな理由のひとつが、人間の体の構造です。
私たちは、約5kgある重たい頭を、細い首で支えています。そのうえ、両腕(成人で片腕5〜6.5kg)の重さも肩にかかってくるため、肩周りの筋肉には常に大きな負担がかかっているのです。さらにパソコン作業やスマホ操作など、手の上げ下ろしを繰り返す現代人の生活スタイルも、肩への負担を増やしています。
「子どもも肩こり?」成長期に気をつけたい現代の新常識
肩こりは大人だけの悩みと思いがちですが、実は子どもにも増えています。理由は明確で、パソコン・スマホの長時間使用、運動不足、重たいランドセル、さらにはストレスも一因です。
子どもは自分の不調をうまく言葉にできません。肩をすくめる、首をよく触るなどのサインを見逃さず、大人が注意してあげることが大切です。まずは生活習慣を見直し、原因を取り除くことから始めましょう。
肩こりの原因は「筋膜」にもあった!今注目のメカニズム
最近では「筋膜リリース」などの言葉でも話題になっているように、肩こりと“筋膜”の関係にも注目が集まっています。
筋膜とは、筋肉を包み込む薄い膜のこと。この筋膜が硬くなったり癒着を起こしたりすると、筋肉の動きがスムーズでなくなり、肩こりの原因になります。マッサージやストレッチ、専用のツールを使って筋膜をやわらげるケアもおすすめです。
肩こりが原因で頭痛に?「緊張型頭痛」とは
肩こりからくる頭痛を「緊張型頭痛」と呼びます。これは、肩や首の筋肉が硬直し、血流が悪くなることで起きる頭痛で、頭全体が締め付けられるような感覚が特徴です。
慢性的な頭痛の7〜8割を占めるとも言われており、肩こりを改善することが頭痛解消のカギになります。
肩こりがあっても運動していい?正しい運動のすすめ
「肩が痛いから動かさない方がいい」と思っていませんか?実は、軽い運動は肩こり改善に効果的です。
運動によって血流が促進され、筋肉が柔らかくなります。無理のないストレッチやウォーキングなど、自分の体調に合わせて動かすことがポイントです。運動は肩こりだけでなく、ストレス解消にもつながります。
肩こりは温めると楽になる?お風呂の効果を見直そう
肩こりの多くは、血流の悪化が原因。そのため、体を温めて血行を促進させることが効果的です。特に入浴は、シャワーで済ますよりも、湯船にしっかり浸かることで深部まで温まり、筋肉が緩みやすくなります。
冬場はマフラーやネックウォーマーで首元を冷やさない工夫も忘れずに。
我慢しないで!つらい肩こりには薬も上手に使おう
肩こりによる痛みを我慢し続けると、かえってストレスとなり、痛みを増幅させてしまうことがあります。症状がつらいときは、市販薬などを上手に活用するのもひとつの方法です。
ただし、薬に頼りすぎず、根本的な原因の改善にも目を向けるようにしましょう。
まとめ|肩こり対策は「知ること」から始まる!
肩こりは誰にでも起こりうる身近な不調です。体の仕組みや日常生活のクセを知ることで、原因にアプローチし、つらい肩こりから解放される道が見えてきます。自分に合ったケア方法を見つけて、快適な毎日を取り戻しましょう!
🧘 自宅でできる肩こりセルフケア(SEOキーワード:「肩こり 解消 セルフケア」「肩こり 自宅ケア」)
1. 温熱ケア
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方法:蒸しタオルや市販の温熱パッドを使って、首や肩を10〜15分温める
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効果:血流促進・筋肉の緊張緩和・リラックス効果
2. マッサージ&筋膜リリース
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おすすめツール:フォームローラー、テニスボール
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ポイント:肩甲骨周り・背中上部・首の付け根を中心に、やさしく圧をかけてコリをほぐす
3. 姿勢チェック
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壁に背をつけて立ち、頭・肩甲骨・お尻がしっかり壁についているかチェック
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長時間のスマホやPC使用時には30分ごとに姿勢を正す
🏋️ 自宅でできる簡単体操3選(SEOキーワード:「肩こり 体操 簡単」「肩こり 解消 ストレッチ」)
① 肩回し体操(1日2〜3回がおすすめ)
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やり方:両肩を耳に近づけるように持ち上げて、後ろへ大きく回す(10回)
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ポイント:肩甲骨を意識して、ゆっくり深呼吸をしながら行う
② タオルストレッチ
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やり方:バスタオルを肩幅で持ち、頭上に持ち上げて後方へ引くように伸ばす(10秒×3セット)
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効果:肩まわり〜胸の筋肉がストレッチされ、猫背予防にも◎
③ 壁プッシュ
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やり方:壁に手をついて、腕立て伏せのようにゆっくり身体を前に倒す(10回)
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効果:肩甲骨の動きが良くなり、肩まわりの血流がアップ