坐骨神経の働き
福井県坂井市春江町の整体院セラピストハウスです。
この記事は坐骨神経、坐骨神経ってどこにあるの?の続きです。
坐骨神経の働きについて説明していこうと思います。
神経は部位によって2つに分類できる
神経は、中枢神経と末梢神経に分けられます。
中枢神経は脳と脊髄から構成され、中枢神経と身体の各部位を結ぶ神経が末梢神経と言います。
末梢神経は働きから3つに分類できる
末梢神経は運動神経と知覚神経、自律神経の3つで構成されています。
運動神経は、脳や脊髄といった中枢神経からの指令を身体の各部位に伝える、いわば「出力の神経」です。
それに対して、知覚神経は皮膚や筋肉、関節などの末梢から、痛い、あたたかい、冷たいといった感覚を中枢に伝える、いわば「入力の神経」といえます。
自律神経は、血管や内臓などのはたらきを調節する神経です。
坐骨神経は末梢神経の1つ
坐骨神経は末梢神経の1つです。
運動神経として、脳からの指令を足に伝えて動かしたり、知覚神経として、足で感じた痛みやあたたかさ、冷たさなどを情報として脳に伝える役割を担っています。
人間が、思うように足を動かせたり、痛みなどの刺激を感じたりできるのは、坐骨神経が正常に働いているからなのです。
坐骨神経の根元が圧迫されると、足に痛みやしびれがでる
腰椎部分の馬尾や神経根は、坐骨神経の根元といえる場所です。
ここが圧迫されることにより、坐骨神経痛が出現します。そして、腰椎部分の馬尾や神経根を圧迫する原因となるのが、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアです。