肩が上がらないのは五十肩?肩関節周囲炎の症状・原因・対策まとめ【福井県坂井市】」
こんにちは。
福井県坂井市春江町の整体院「セラピストハウス」の竹中です。
目次
肩が痛い…それ、もしかして五十肩かもしれません!
「肩が上がらない」「夜になるとズキズキ痛む」「服の着替えがつらい」
そんな症状がある方、それは『五十肩(肩関節周囲炎)』の可能性があります。
「五十肩=50代だけの症状」と思われがちですが、実は四十肩(30〜40代)としても起こります。
今回は、五十肩・四十肩の原因や年代別の特徴、注意すべき病気との違い、そして自宅でできるセルフケアまでを、やさしく解説します。
◆ 五十肩(肩関節周囲炎)とは?
五十肩(肩関節周囲炎)は、肩の関節周りにある「関節包」や「腱板」が炎症を起こし、痛みと動かしづらさが出る症状です。
◆ 実は30代・40代でも起こる「四十肩」
五十肩は加齢による変性が原因ですが、30代後半から症状が出ることもあります。
肩の組織が徐々に弱っていく中で、ちょっとした動きが引き金になるケースも。
◆ 60代以降は「腱板断裂」に要注意
「五十肩かな?」と思っても、60代以上では“腱板断裂”の可能性も。
肩の腱が切れてしまうこの症状も、肩が上がらない・痛むといった点で似ています。
🔸 腱板断裂は五十肩よりも重症なことが多く、早めの医療機関受診が必須です。
◆ 気づかないうちに始まる五十肩のきっかけ
多くの方が「気がついたら肩が痛い」と話されます。
その原因は、日常のちょっとした動作かもしれません。
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高い棚の物を無理に取ろうとした
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洗濯物を干す時に腕をひねった
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急に運動やストレッチをやりすぎた
◆ 糖尿病がある方は要注意!
糖尿病をお持ちの方は、五十肩になりやすく、治りにくい傾向があります。
これは血流や組織の修復力の低下が関係しています。
◆ 放っておいても治る…って本当?
五十肩は「そのうち治る」と思って放置されがちですが、実は…
🔸 自然治癒するのは約半数。残りの方は肩の可動域が制限されたままになることも。
早めのケアで、痛みを軽減し、後遺症を防ぎましょう!
◆ 両肩に出ることもあるって知ってました?
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初めは片方だけでも、約3〜4割の方が両肩に症状を感じます。
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時間差で反対側に出るケースもあり、注意が必要です。
◆ 痛みが長引く理由とは?
五十肩では、関節内に異常な血管と神経が増えることがあります。
これが痛みを強め、治りを遅らせる要因になります。
◆ 今日からできる!五十肩セルフケア3選
【1】温める(ホットタオル・入浴)
血行促進には、お風呂で温めたり、ホットタオルを肩に当てるのがおすすめ。
【2】軽く動かす(無理のない範囲で)
▶ 「前ならえ運動」
① 肘を曲げて前に出す → ② 肩の高さまでゆっくり上げて戻す(5回)
▶ 「壁タッチ運動」
① 壁に手をつけて、指を歩かせるように腕を上げる
② 上げられるところで3秒キープ → ゆっくり戻す
🔸 無理をしないのが大切です!
【3】寝る姿勢を工夫する
痛い側を下にしないことが鉄則。抱き枕などで体を支えましょう。
【まとめ】五十肩・四十肩は早めの対処がカギ!
「ちょっと肩が痛いな…」と感じたら、それは五十肩や四十肩のサインかもしれません。
放置せず、セルフケアを取り入れたり、福井県坂井市の整体院など専門家に相談することが回復への近道です。
📌 今回のまとめ
✔ 五十肩は30代からでも起こる
✔ 腱板断裂との見分けも重要
✔ セルフケアで予防・回復が可能
✔ 糖尿病の方は特に注意
✔ 両肩に症状が出ることもある