脊柱管狭窄症が起こりやすいのはどういう人?
福井県坂井市春江町の整体院、セラピストハウスの竹中です。
Q 脊柱管狭窄症が起こりやすいのはどういう人ですか?
脊柱管狭窄症は高齢になるほど発症率が上昇し、加齢とともに進む背骨の加齢性変化が最大の発症要因になります。
特に、男性に比べて筋力が弱く背骨に負荷がかかりやすい女性は、中高年になると脊柱管狭窄症の発症率が男性の約2倍に上がります。中高年の女性は、骨密度が低下する骨粗鬆症になりやすく、変性すべり症の人も多いです。これらが脊柱管狭窄症による症状を招く原因になります。
また、運動不足や睡眠不足、偏食、喫煙、肥満も発症にかかわることが分かってきています。
つまり、生活習慣と脊柱管狭窄は密接な関係にあるのです。すでに足腰になんらかの異変が現れている人は、日常生活を全般的に見直し、脊柱管狭窄の予防に取り組むと良いでしょう。
病気では、先ほど述べた変性すべり症や骨粗鬆症のほか、変形性腰椎症、変性側弯症、腰椎圧迫骨折が脊柱管狭窄症の原因になります。