3つのタイプの腱鞘炎
福井県坂井市春江町の整体院、セラピストハウスの竹中です。
手首や指に限らず、足首などにも起こる可能性がある腱鞘炎ですが、やはり最も発生頻度が高いのは手です。
腱鞘炎は痛みのもとになっている炎症のある部位によって、
- 手首の腱鞘炎
- 肘の腱鞘炎
- 指の腱鞘炎
の大きく3つに分けられます。これらの腱鞘炎は「三大腱鞘炎」といわれ、手を酷使する人たちに多く、職業病ともいわれているのも、この三大腱鞘炎です。
三大腱鞘炎は、それぞれ使いすぎて負担がかかっている筋肉が違い、どの部分の腱と腱鞘がこすれ合っているのかも違うため、痛みが出る部位も違います。
大別すると次のとおりです。
1 手の甲の親指のつけ根に腫れと痛みがある → 手首の腱鞘炎
2 ものを持ったときなどに肘から手首にかけて痛みを感じる → ひじの腱鞘炎
3 手のひらの指のつけ根が腫れたり、指の曲げ伸ばしがスムーズにいかなくなり、カクカクと引っかかる感じになる → 指の腱鞘炎
手首に症状があらわれる「手首の腱鞘炎」はドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)、ひじに症状があらわれる「ひじの腱鞘炎」はテニス肘・ゴルフ肘、指に症状があらわれる「指の腱鞘炎」はバネ指とも呼ばれています。