痛み トリガーポイント
福井県坂井市春江町の整体院セラピストハウスです。
痛み 痛みの歴史と現在、 痛み 痛みの役割、痛み 急性痛と慢性痛、痛み 内臓の関連痛に続く痛みシリーズの5回目です。
トリガーポイントとは?
筋・筋膜性疼痛症候群(☆)の筋内に圧痛点とトリガーポイントがあります。触ると硬いしこりがあり、押圧すると鋭敏な痛みが出現する部分が圧痛点です。また、刺激した部位から離れた部位に痛みが引き起こされる部位がトリガーポイントになります。
筋・筋膜性疼痛症候群とは?
筋・筋膜及びその周囲の軟部組織の疼くような痛みを主症状とする疼痛疾患群です。比較的多くの人が経験する筋肉痛で、男性より女性に数倍多くみられます。
その痛みは1~2カ所の限局した筋肉痛で、首、肩背部、腰背部など、とくに脊柱に沿った起立筋群に生じることが多いようです。
画像診断や病理検査、血液検査で、異常所見がないにもかかわらず、2~3ヶ月以上痛みが続きます。
トリガーポイントの特徴は?
痛みの症状がでている部位以外の場所にトリガーポイント注射や鍼、硬結の解消などを行うと、痛みが解消される事がトリガーポイントの特徴です。
トリガーポイントの部位は?
トリガーポイントは西洋医学に基づいているのですが、そのポイントの多くは東洋医学の鍼灸のツボと一致しています。
具体的な部位を全て紹介する事はできませんので、1つだけ紹介します。
臀部の黄色くマークした部分に痛みがある場合、腰部の赤くポイントした部分に硬結(硬くなっている部分)がある事があり、その場合、臀部の症状をとるために腰にアプローチすると臀部の症状が解消することがあります。