学校での健康診断について 運動器検診
福井県坂井市春江町の整体院セラピストハウスです。
新年度が始まり、小学校での健康診断が行われているかと思います。
毎年、その健康診断の結果、特に「運動器検診」に関して相談される事がありすので、少しまとめておこうと思います。
私が小さい頃は無かった健康診断の項目が追加されています。「運動器検診」です。
なぜ運動器検診をするの?
現代の子どもたちには運動不足による体力・運動の能力の低下や運動のし過ぎによるスポーツ障害の二極化が深刻となっています。運動器の10年日本協会では、平成17年度から「学校における運動器検診体制の整備・充実モデル事業」を開始し、平成22年度には10道府県での事業が実施されました。これにより、児童生徒の運動器疾患や障害の頻度が高く、子どもの健全な成長に早急の対策を講じる必要性が判明しました。
運動器の健康・日本協会HPから引用 http://www.bjd-jp.org/medicalexamination/guide_0.html
つまり、激しく運動しすぎてる子どもとその逆に運動不足の子どもがいて、運動器にトラブルがある子どもが増えたので、早期発見しましょう、という事ですね。
そもそも運動器ってなに?
運動器とは、身体運動に関わる骨、筋肉、関節、神経などの総称です。
運動器はそれぞれが連携して働いており、どのひとつが悪くても身体はうまく動きません。
また、複数の運動器が同時に障害を受けることもあります。
日本整形外科学会HPから引用 http://www.joa.or.jp/public/about/locomotorium.html
つまり、身体を支える&動かすものを運動器と言います。
いつから運動器検診をしてるの?
平成28年(2016)年4月1日より実施されます。
運動器の健康・日本協会HPから引用 http://www.bjd-jp.org/medicalexamination/guide_0.html
今年(平成30年2018年)で3年目のようですね。
どんな事が分かるの?
運動器検診でピックアップされやすい疾患にはこのようなものがあります。
これらの中でも、特に相談、または当院に施術を受けに来られやすい疾患が側弯症です。
側弯症についてはしっかりと取り上げたいので、次の記事で取り上げます。