4分の運動で1時間の運動効果があるTabata Training
今日は身体のことの中の、
特に運動方法について
書いて行こうと思います。
わたしがお客様と話していて、
よく言われることの一つが、
「運動しないといけないのは分かっているけど、運動する時間がとれないんです。
どうやっても、10分もとれないんです。」
です。
これと同じようなことを、
良く言われます。
すみません。
今だからこそ
正直に言いますと、
わたしも結婚して
子供を授かる前までは、
時間がない = 運動したくない
という言い訳だと思っていました。
でも、本当に時間ないんですよね。
仕事、家事、育児 etc.
自分以外のことで、
際限なく時間が消費されていく。
自分のことよりも
優先される事がある方こそ、
その傾向が強くなっていく。
本当に時間がないですよね。
私も本当に時間がなかった時には、
暇な時間になると、
「この暇な時間をストックできたらどれだけ素晴らしいか」
と思ってしまった覚えがあります。
MAXの時は、ドラえもんがそんな道具を
持っていないか検索した覚えがあります。
追い詰められていたのですね~
そんな多忙な方に最適な運動方法は
Tabata Trainingです。
Tabata Trainingは、
タバタトレーニングや
タバタプロトコルといった
言葉でも普及していますが、
わたしは発案・開発者の
立命館大学スポーツ健康科学部教授(同学部長)の
田畑泉教授への敬意を表して、
Tabata Trainingと表します。
このTabata Trainingは
とても簡単です。
ハードなトレーニング20秒をした後に、10秒間の休憩
これを1セットとして、合計8セット
合わせて4分間の運動で、
1時間運動した事と
同程度の運動強度になるのです。
わたしも興味をもって
2年ほど前に同僚と
Tabata Trainingを実施しましたが、
かなりの効果を実感しました。
Tabata Trainingは、
立命館大スポーツ健康科学部教授の田畑泉博士が発表した、
4分間の運動で1時間程度の運動効果を得られる
運動方法です。
この運動方法は、
長野オリンピックで
金メダルを獲得した
清水宏保選手が
実践したように、
スポーツ科学に基づいた
本格的な運動方法だったのですが、
効果が絶大だったために、
徐々に広がってきています。
その広がり方はユニークです。
開発者の田畑博士は日本人なのですが、
なぜなのか、
まずアメリカで広がりました。
そして、アメリカでその効果が
確認されるにつれ、
Tabata Trainingとして、
日本に逆輸入され
今にいたっています。
この辺りの不思議な経緯の理由は
私には分かりませんね。
この時期をリアルタイムでは経験できていないので、
ご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい。
話を本題に戻します。
Tabata Trainingは、簡単な方法です。
20秒運動し、10秒休む。
これを1セットとして合計8セット(4分間)行う
だけです。
では、8セットの割り振りを紹介します。
やみくもに8セットを
何の種目をしても良いのですが、
せっかくなので、
身体全身をバランスよく、
そしてより効率的に鍛えましょう。
①スクワット 20秒 → 休憩 10秒
②腹筋 20秒 → 休憩 10秒
③腕立て伏せ 20秒 → 休憩 10秒
④背筋 20秒 → 休憩 10秒
を2周するのがベーシックな方法になります。
まずスクワットで足の大きな筋肉を動かす事で、
全身の血流を良くするとともに、エネルギー消費を促します。
十分に全身の血流がよくなったら、次々と運動していきます。
②~④の順番は前後しても良いですが、
①のスクワットは最初にした方が効果的です。
段階的に運動強度を上げたい場合は、
①スクワットをジャンピングスクワットに
②腹筋に身体のひねりを加える
③腕立て伏せを片手や片足にする
④背筋に身体のひねりを加える
などの工夫をしても良いです。
お試しください。