やりがちだけど、やっちゃダメな食べ合わせ
今日は食を取り上げようと思います。
というのは、
今朝はレトルトのお味噌汁を頂いていたのですが、
今朝のは初めて頂く製品だったのですが、
ワカメとねぎが一緒に入っていたのです。
この「ワカメ&ねぎ」はおすすめできません。
ワカメに含まれているカルシウムの吸収を
ねぎにふくまれているリンが阻害してしまうからです。
せっかく食べるなら
ちゃんと栄養を吸収したいですからね。
これに似た悪い食べ合わせをいくつか紹介していきます。
まず、大根&人参
大根の豊富なビタミンCが
人参に含まれるアスコルビナーゼに
よって壊されてしまうから。
大根&人参に似た理由で
食べ合わせが悪いのが、
トマト&きゅうりです。
トマトに含まれるビタミンCを
きゅうりに含まれるアスコルビナーゼが破壊するのです。
焼き魚と漬物
魚を焼くとジルチルアミンという物質が発生しますが、
これに漬物に含まれる亜硝酸塩が融合されると、
ニトロソアミンという発がん性物質が生成されてしまいます。
しかし、ビタミンCを補うと、
ニトロソアミンの生成をおさえますので、
焼いた魚にレモンなどを絞って食べればOKです。
大根&しらす
しらすに含まれているリジンは
身体の成長に促しますが、
ダイコンにはこのリジンの吸収を阻害します。
この問題は、酢を適量かけると
栄養的な問題は解決されます。
ホウレンソウ&ベーコン
ホウレンソウに含まれる硝酸が
体内では亜硝酸に変化し、
それがベーコンに含まれる
たんぱく質の分解物と反応して、
発がん性物質が生成されます。
それに加えて、
ベーコンに含まれるリン酸が、
ホウレンソウに含まれる
鉄分やカルシウムの吸収を妨げてしまいます。
しかし、ビタミンと一緒にとることで
発がん性物質の生成を抑えられ、
また、ベーコンを炒める前に
さっとゆでておけば鉄分やカルシウムの
吸収を阻害する事ができます。
ざざっと書いてきましたが、他にもあります。
ご注意ください。
そういえば、先日コックさんと話していた時に、
「今の日本人が食べている野菜は、実はほとんどが外来種なんだ」
という事を教えてもらいました。
「在来種と外来種の見分け方は難しいけど、
元々日本には味が濃い野菜以外は無かったんだ。
味が薄い種類は、ほぼ全部、外来種だよ」
と。
私たちが産まれた時から食卓にあった食べ合わせだからOKなんだっていうのは、
実は何の基準にもなっていないのかもしれませんね。